NANIMONO社員インタビュー
Kohei
Takeyama
- PROFILE
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竹山 晃平
三菱地所ロンドン社
2016年入社
経済学部 卒
入社後、都市開発一部に配属され、中小規模オフィスの用地取得から商品企画、開発までを一貫して経験しながら、中小規模オフィスシリーズ『CIRCLES(サークルズ)』の立ち上げに従事。2021年4月より海外業務企画部で欧米事業の進捗管理などを担い、同年7月より三菱地所ロンドン社に出向。大規模オフィスの開発を推進。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
NANIMONO社員インタビュー

Kohei
Takeyama
竹山 晃平
三菱地所ロンドン社
2016年入社
経済学部 卒
入社後、都市開発一部に配属され、中小規模オフィスの用地取得から商品企画、開発までを一貫して経験しながら、中小規模オフィスシリーズ『CIRCLES(サークルズ)』の立ち上げに従事。2021年4月より海外業務企画部で欧米事業の進捗管理などを担い、同年7月より三菱地所ロンドン社に出向。大規模オフィスの開発を推進。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです







前年度は部として初めて用地が取得できず、用地取得が部の急務となっていました。そこで私も、先輩に事業収支の作成方法や不動産の基礎知識を教わりながら、個別具体的に案件を検討していったものの、なかなか結果が出せず、任されている業務が案件取得にどうつながっているのかが見えないなかで、「自分は本当に戦力になれているのか」と焦りを覚えていました。それでも年度も終わりに差し掛かった頃、規模は小さいながらも案件の取得に成功しました。入札への参加と失敗を繰り返しながら実践経験を積んでいた私は、一方で仲介業者とのリレーション構築にも注力していたのですが、それが奏功し、一般に広く流通する前の段階で検討できる物件情報を紹介してもらえました。ところが、初めての決済・引渡しを目前に、それまで指導してくれていた先輩が地方へ異動に。右も左も分からないなか、私は他の先輩方のサポートを受けながら、法務部との売買契約書作成、経理部との送金調整を進め、晴れて成約となりました。契約締結の当日、部長より労いの言葉をかけてもらい、達成感と自信を得ることができました。

引き続き先輩方と用地取得に励む一方、前年度に取得した物件について、内装改修の商品企画とプロジェクトマネジメントを担当しました。初めて設計図に向き合い、見方や用語も分からないなかで、設計者や関係者に確認を重ねながら理解を深めていく日々でした。竣工に際しては、内装デザインや物件名称など、自分で考え取り組んだものが形となって街に刻まれていく不動産ビジネスの手応えを強く感じました。また、時を同じくして、部署の新しい取り組みとして中小規模オフィスをシリーズ化するという企画が立ち上がりました。そこで私は先輩と一緒に、コンセプトの企画立案やデザイナーの選定、シリーズ名称『CIRCLES』の決定に従事しました。今後、続いていく事業の立ち上げに携われるというのは貴重な経験。しかも、シリーズ第一弾となった3物件のうちの1物件は、日頃の営業活動により自分で取得したものでした。部の将来を担うことの責任を強く意識するようになる仕事となりました。

『CIRCLES』第一弾3物件のうち、自ら取得した銀座を含む2物件の開発進捗に携わりました。この頃になると先輩のサポートを受けながらも、基本的には自分が担当。プロジェクトの打ち合わせにも会社の代表として一人で参加するようになっていました。とはいえ、打ち合わせの場では、発注者として参加する自分が圧倒的な年少者。同席される方々の協力なくしてはプロジェクトが成り立たないなかで、発注者としていかに信頼関係を深め、進めていくか。自分の判断一つでプロジェクトの行方が左右されるプレッシャーを感じる一方で、自分の裁量で物事を前に進めていく手応えや、やりがいの大きさも感じました。2019年11月、12月と立て続けに物件が竣工。式典において関係者から労いと感謝の言葉をかけていただいたことは今でも忘れられません。丸の内のような大規模案件ではないものの、物件の取得から開発、そして竣工に至るまで、すべての工程に主担当として携わることができた経験は、自分にとって大きな成長の機会となりました。

学生時代に1年ほどカナダに留学していたこともあり、かねてより海外勤務を希望していました。なかでもイギリスを希望したのは、幼少期に暮らした経験もあり親近感を抱いていたからでした。コロナ禍のロックダウンが明けての着任でしたが、特に印象に残ったのは、仕事の進め方でした。職種にもよりますが、ロンドンでは限られた時間のなかで成果を出すことを重視しながら、残業をせずに仕事を早めに切り上げ、途中でパブに立ち寄ることはあっても、基本的には早く帰宅し、夕食を含めた家族と過ごす時間を大切にしている人が多くいると感じます。コロナ前まではがむしゃらに働くか、同僚や友人と飲み会に行くことが多かった自分にとっては、これまでの働き方を見直す契機となりました。以来、平日の家族との時間も増え、それがよいリフレッシュとなりました。週末には旅行をすることも増え、新しく訪れる街で仕事につながるような新たな気づきを得るなど、公私にわたりポジティブな影響をもたらすことを知りました。

着任時より担当してきた大規模オフィス再開発『8 Bishopsgate(ビショップスゲート)』が無事竣工。既に工事が進むなかでの担当引き継ぎでしたが、これまでのオフィス開発経験を活かせる部分も多くあった一方で、開発手法やマーケット慣習など、日本とは異なる部分に学ぶことの多い案件でした。シティ・オブ・ロンドンの新たなランドマークの誕生ということで、竣工式典も盛大に行われ、総合デベロッパーの一員として大規模プロジェクトに携わることのやりがいを実感しました。なお、現在は『1 Victoria Street(ビクトリア・ストリート)』と『72 Upper Ground(アッパー・グラウンド)』の2物件に携わっており、ともに本体工事を進めるフェーズへと移行しています。大規模開発においては在任期間中に最初から最後までを担当することは難しく、両物件も竣工まで見届けることは叶わないかもしれません。ですが、『8 Bishopsgate』の経験とあわせて開発の各フェーズに携わることができたことは幸運なことであり、今後、様々なプロジェクトに向き合っていくうえで、自分なりの判断や進め方を支える経験として、確かな糧になると感じています。

目まぐるしく変わる時代に対し人々が求めるものが無限にあるように、当社にもまちづくりに対し多様な「想い」を持った人たちが集まっています。幅広い事業領域を通じて各自の「想い」を具現化し、社会のニーズに応えていく。それが可能なチームが三菱地所だと思っています。
様々なステークホルダーと同じ方向を向いて事業を進めていくためには、相手の立場を理解したうえで向き合う誠実さと、自分の考えを責任を持って伝える強さが必要だと日々感じています。物腰はやわらかく、けれども自分の筋もしっかりと通す。そのことをつねに大切にしています。