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気にしいだけど、責任感から物申す正直者

Saori
Yamaki

PROFILE

八巻 沙織

物流施設事業部
2011年入社
経済学部 経営学科卒

入社後、商業施設の運営管理や法務、研修、食育イベントなどに従事。その後、組織改編にともない、担当アセットに物流施設が追加され、セグメント収支管理業務を担う。2015年、新設された物流施設事業部に異動。以来、物流施設の開発・売却業務を担当する。


※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

モチベーショングラフ
モチベーショングラフ

TURNING POINT_1

時期
2014年11月
入社年次
入社4年目
所属部署
商業・物流業務企画部
担当業務
商業施設・物流施設のラインスタッフ機能を担う。当時、ビル部門の傘下にあった商業・物流セグメントを独立させるため、組織変更・計数対応という新業務に携わる。

仲間とともに課題を解決していく喜び。

計数担当に業務変更してから1年目だったのですが、会社としての組織変更にともない、会計各諸表の作成といった計数関連業務対応を実質一人で対応することになりました。一緒に業務を進めていた先輩が労働組合の書記長に常駐することが決まり、急遽チームから離れてしまうことによるものでした。当時は会計や経理の知識が乏しいなかで、自分で何とか回していかないといけない状態に追い込まれ、どうやって周囲を巻き込みながら計数管理業務を完了させていくべきか、かなり頭を悩ませながら、がむしゃらに仕事をしていました。ビル部門で同様の業務を担う人たち、また業務終了後に駆けつけてくれた経理部の先輩には今も頭があがりません。当時は残業もして、週末も勉強してやり遂げたという自分自身としての達成感もありましたが、仲間を増やしながら、仲間とともに課題を解決していく喜び、そうした仲間と無事に業務を達成する充実感を得ることができました。

TURNING POINT_2

時期
2015年4月
入社年次
入社5年目
所属部署
物流施設事業部
担当業務
物流施設の計画・開発・アセットマネジメント・売却に従事。

まちづくりは綺麗事だけではない。

物流施設の開発は近隣住民の方から歓迎されない場合もあります。実際に近隣説明会で矢面に立ち、住民の方々と対峙する場面も何度もありました。「若僧が偉そうに、お前じゃ話にならない、社長を呼んで来い!」と何度言われたことか。心が折れそうになる場面も幾度となくありました。まちづくりは綺麗事だけではない。何かを作れば何かを失うこと、人々の人生に大きく影響を与える事業を自分たちは行っていることを、対峙する方々から直接教えていただいたことは、自分自身の社会における役割を考えさせられました。だからこそ顔を背けるのではなく、真正面から向き合いたいと思いました。物流施設が建設された今は、地域の方々との関係も健全です。仕事は、当社だけの利益で見てはいけない。社会との関係性を意識しながら、いかに価値創造を実現していくか。デベロッパーに向けられる世間の視線の厳しさ、尊重し合いながら共存していくことの難しさを学びました。

TURNING POINT_3

時期
2015年11月
入社年次
入社5年目
所属部署
物流施設事業部
担当業務
物流施設の計画・開発・アセットマネジメント・売却に従事。

働きたいタイミングと
産みたいタイミングは重なる。

第一子を妊娠。フレックス制度も在宅勤務運用もなかった時代なので、朝8時頃に出社し、夜まで会社で働く生活でした。つわりがひどくて、当時は水しか口にできず、一気に痩せました。通勤電車もつらくて途中駅で何度も降り、会社にたどり着くだけでも一苦労。物流施設は遠方にあるため出張もありましたし、近隣対応もありましたので、心身ともにきつかったです。今までの自分が崩れてしまったように感じられ、思い通りに仕事ができない周囲への申し訳なさ、迷惑をかけているのではないかという引け目、そして今後の新生活への不安に押しつぶされそうになりました。働きたいタイミングと産みたいタイミングは時期が重なるのだな、と思いました。ただ、「自分の人生をどうしたいのかは自分で決めるのだ」「会社がそこに責任を取る道理はないし、ちゃんと自分のなかでパートナーとともに納得して決めた選択なのであれば、それが正解だ!」と信じ、貫きました。

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時期
2017年5月
入社年次
入社7年目
所属部署
物流施設事業部
担当業務
物流施設の計画・開発・アセットマネジメント・売却に従事。

子どもが生まれ、
むしろ生産性は上がった。

1年弱の産休・育休を経て、子どもが生後9カ月のときに復職。忙しさの質が変わりました。それまでの忙しさは、自分の成果につながりました。子どもができてからの忙しさは、自分のできない仕事を増やしました。出張・宴席・残業・趣味・自己研鑽など、自分のために自由に時間を使えない状況に、葛藤もありました。制限がある分、「人よりも頑張らなければ認めてもらえない!」と身体にムチ打って働いたりもしましたが、今振り返ってみると、当時の私は人からも話しかけづらい怖い人間になっていたのではないかと思います。けれども、子どもの突発的な発熱・看護対応など、幾多の困難に遭遇するうちに、いい意味で割り切り、切り替えが早くなったり、即断即決ができるようになったりしていきました。自分ひとりで抱えがちだった仕事も上手く仲間と分散しながら、後輩に任せて見守り、上司にも連携しながら業務遂行するようになり、むしろ生産性は上がっていきました。

TURNING POINT_5

時期
2022年9月
入社年次
入社12年目
所属部署
物流施設事業部
担当業務
物流施設の計画・開発・アセットマネジメント・売却に従事。労働組合副委員長も務める。

これからも
チャンスがあれば挑戦したい。

3人の男の子を育てていることもあり、できれば本業だけに専念したいと考えていました。ですが、ご縁もあって労働組合の副委員長就任や外部研修への参画など、本業以外にも活動領域が広がりました。とくに外部研修は刺激的で、気づきも多くありました。「出過ぎた杭になれ」「はじめは周囲から反対されるような意見にこそ、新しいアイデアが潜んでいる(10人に聞いて9人以上が反対することが新しいこと)」「いくつになっても今が一番若い(いくつになっても始めるのに遅いということはない)」といった発想は、それまでの私にはないものでしたので、本業でも活きました。当たり前を疑うようになりましたし、自分が率直に意見を述べることで自由闊達な議論を生み出せるようになりました。子育てしながら働くことは正直、大変です。それでも「やれそうだったら、ちょっとやってみる!」の精神で、今後もチャンスがあれば挑戦したいと思っています。これまでを振り返っても、突然のピンチ、思わぬ出来事が、自分の成長につながることも多々ありましたので、自分だけで今後の人生を定めず、「ご縁」も大事にしていきたいと考えています。

COLUMN

三菱地所とはNANIMONO?

筋を通す会社

民間企業として長期利益を上げていくうえでは、当社が嫌われ役になる場面もあります。ただ、最終的にはきちんと筋を通す会社、誠実さのある会社だと思います。「苦しいな」「つらいな」という局面でも私が逃げずに働けるのは、三菱地所の誠実さがあるからです。

あなたはNANIMONO?

気にしいだけど、
責任感から物申す正直者

気にしすぎるタイプなので、発言した後につい、言い過ぎちゃったかなと思って落ち込むこともあります。けれども、物事に対して誠実に向き合いたいから、上っ面やそれっぽい発言はしたくない。きちんと筋を通して、自分の本心を相手に伝え、できれば相手にも同じように向き合ってほしい、そう考えています。こうしたことは毎回できるとは限らないのですが、それでも、この先も私はそういう人間であり続けたいです。

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