TURNING POINT_1
- 時期
- 2019年5月
- 入社年次
- 入社1年目
- 所属部署
- ビル営業部
- 担当業務
- サービス付オフィス(xLINK、THE PREMIER FLOOR)をはじめとした、オフィス関連の商品開発を行う戦略営業ユニットに所属。丸の内二丁目ビルに所在する『xLINK(クロスリンク)丸の内』の設計・工事に向けた準備を担いながら、既存施設の運営も担当。
これまで経験したことのない
無力感に襲われる
香港で生まれ、中国・英国・カナダに留学し暮らしていましたが、日本での生活は初めて。入社直後は専門用語どころか、ビジネス日本語もビジネスマナーも、わからないことが多くありました。何も理解できないから、何も判断できず、自分の意見を述べることもできない。そんな状況からのスタートでした。そうした私をサポートしてくれたのは、周りにいる三菱地所の人たちでした。なかでも私を指導してくれたトレーナーである先輩をはじめとしたチームのメンバーは、日本語や業界知識のみならず、伝え方や考え方、価値観など、何でも懇切丁寧に教えてくれました。一番うれしかったのは、つねに私の意見を引き出してくれたこと。知識やスキルを吸収しながら仕事をするなか、気づけばそれまで関連性のなかった断片的な知識がつながって線となり、図となって、アイデアとなっていく。それが自信となり、モチベーションとなっていきました。

TURNING POINT_2
- 時期
- 2019年10月
- 入社年次
- 入社1年目
- 所属部署
- ビル営業部
- 担当業務
- サービス付オフィス(xLINK、THE PREMIER FLOOR)をはじめとした、オフィス関連の商品開発を行う戦略営業ユニットに所属。開発業務に従事してきた『xLINK丸の内』を同年10月、無事にオープンさせる。
そのプロセスは、
私にとって感動的なものだった
「xLINK」は、椅子や机、キャビネットといった家具やネットワーク環境などを備え付けてあるほか、レイアウトもフレキシブルに変更できるオフィスとなっているため、テナント企業様にとってイニシャルコストを抑えられるメリットがあります。逆にサービス提供者である私たちからすると、開発時にあらかじめオフィスを作り込んでおく必要があります。入社当初、わからないことやできないことが多かった私でしたが、周囲のサポートをきっかけに自分からも積極的に質問・分析することで、知識とスキルを習得していきました。そして徐々にですが自分からもアイデアを出し、意見が言えるようになっていきました。それは同時に、担当する『xLINK丸の内』にも次々と反映され、形になり、そのプロセスは私にとって感動的なものとなりました。こうして2019年10月、『xLINK丸の内』が無事オープン。テナント企業様の成長に貢献できていることを、今もうれしく思っています。

TURNING POINT_3
- 時期
- 2020年4月
- 入社年次
- 入社2年目
- 所属部署
- ビル営業部
- 担当業務
- 部署内異動にともないオフィスビルのリーシング営業を担当。なかでも外資系企業を主な顧客とし、オフィスビルへのテナント誘致を担う。
「発想の転換」が突破口となった
部署内異動にともない、2つの困難に直面しました。一つは、新しい業務を一から学ぶことの難しさ。もう一つは、コロナ禍により通常の営業活動ができず、営業担当ならではのやりがいを感じることも、成果を上げることもできない難しさでした。当初は戸惑うばかりでしたが、突破口となったのは「発想の転換」でした。前者については、「ニーズに応じてものをつくる(開発)」のも、「つくったものを提供する(営業)」のも出発点は同じ。起点となるのはお客様であり、お客様に寄り添うという点で、開発と営業には明確な共通点があるということ。これは私にとって大きな気づきとなりました。次に後者について。在宅勤務により通常のテナント誘致が難しいのなら、「働き方の提案」という観点からオンラインでお客様との情報交換やご要望のヒアリングをしようと切り替えました。結果として、お客様のニーズも理解することができ、新しいリレーションシップの構築ができました。

TURNING POINT_4
- 時期
- 2022年3月
- 入社年次
- 入社3年目
- 所属部署
- ビル営業部
- 担当業務
- 部署内異動にともないオフィスビルのリーシング営業を担当。なかでも外資系企業を主な顧客とし、オフィスビルへのテナント誘致を担う。
お客様が事業開始に向けて
始動することに貢献
担当案件のひとつに、日本初進出の外資系企業のテナント誘致がありました。お客様は日本市場での事業計画や人員計画なども定まっておらず、不確定要素が多くありました。それでも私は半年以上にわたり何度もニーズをヒアリングし、先方が求めるものを想像しながら、お客様が思い描く働く場所にフィットする提案を立案、調整していきました。最終的に、提案した当社ビルを選んでいただき、お客様が事業開始に向け一歩前進できたときは、本当にうれしく思いました。人間関係の構築には、相手の立場や考え方といった多様なバックグラウンドを理解、受け入れる「オープンマインド」なスタンスと、その多様性を踏まえた「コミュニケーションスキル」が大切なのですが、この点については留学経験を活かすことができました。一方で、本件を通じて学んだことは、プロアクティブに動くこと、粘り強く相手に寄り添うことの重要性でした。私にとって大切な体験となりました。

TURNING POINT_5
- 時期
- 2022年4月
- 入社年次
- 入社4年目
- 所属部署
- 三菱地所アジア社 オーストラリア支店
- 担当業務
- オーストラリアでの不動産プロジェクトの新規参画及び既存プロジェクトの進捗管理を担当。目下、オーストラリアでも注目度の高い、スーパーラグジュアリー住宅・ホテル複合開発プロジェクト『One Circular Quay』が進行中。
海外だから発揮できる
自分のバリューを意識して
2022年4月よりシドニー駐在となり、業務内容だけでなく、生活習慣・商習慣・マーケット・法律などが完全に異なる新しい環境となりました。プロジェクト参画などスピーディーに事業が進んでいるなか、ゼロベースからのキャッチアップについては、ここでも苦労しましたが、これまでに身に付けてきた前向き、積極的に取り組む姿勢を大事にしました。また、それが海外でも通用することを確認でき、自分の成長を感じることもできました。配属とともに『One Circular Quay』プロジェクトの参画に向けた準備作業に合流し、契約書のレビューや事業性のレビューなど、私もチームの一員として取り組み、チームワークで事業実施へとつないだことが印象に残っています。これからも、日本で学び、培った経験をしっかりアウトプットしていくことを心がけるとともに、海外だからこそ発揮できる自分のバリューというものも強く意識しながら、仕事をしていきたいと思っています。
私が関わった心に残るプロジェクト
xLINK丸の内(商品開発)
One Circular Quay(開発)
COLUMN
三菱地所とはNANIMONO?
ワクワクできる遊園地
遊園地にワクワクするようなアトラクションが多数用意されているように、三菱地所にはドキドキするようなフィールドが数多くあります。しかも、そこでの業務は、自分を成長させる仕事ややりがいを感じる仕事ばかり。それをいかに楽しむかは自分次第です。
あなたはNANIMONO?
Unlocking new possibilities
つねに新しい環境に身を置くことこそが、自分を一番成長させることだと考えています。これからも現状に満足することなく、貪欲に新しい挑戦をしたいと思っていますし、世界でも三菱地所でしか体験できないプロジェクトを追求していきたいです。