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カメレオン

Kenichiro
Ishii

PROFILE

石井 謙一郎

DX推進部 兼 新事業創造部
2008年入社
工学部 システム創成学科 卒

入社後、当社グループ所有・運営物件の計数管理・予算策定業務などを担当し、2012年に現在の物流施設事業部の立ち上げメンバーとして参画。中国・上海へのトレーニー派遣にて、グローバル不動産会社にてインダストリアル不動産の仲介業務に従事。2017年に経営企画部に異動、2019年にDX推進部を立ち上げ。同年、エレベーター広告事業を展開するspacemotion株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。2021年より新事業創造部を兼任。


※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

モチベーショングラフ
モチベーショングラフ

TURNING POINT_1

時期
2008年
入社年次
入社1年目
所属部署
運営事業部
担当業務
当社グループの所有・運営する物件のアセットマネジメント・プロパティマネジメントの総括を担うセクションにおいて、収益管理・定量分析、予算策定等の計数管理全般に従事。

仕事をする、
働くという価値を教えてもらった

入社して最初の担当業務は、当社の屋台骨事業であるオフィスビル事業のアセットマネジメント業務のなかでも、主に収益管理の仕組みの構築や定量分析業務に従事しました。大学時代は情報系の学科に所属していたこともあり、学生時代の経験も活きる業務でしたし、扱う情報量が非常に多く新たな発見の日々でした。仕事量は多く忙しかったですが、やりがいを感じながら過ごしていましたね。それというのも、上司・先輩にフォローいただきながらも、新人である私に一任してくれたり、ゼロから仕組みをつくる機会を積極的に提供いただいたりと、微力ながらも会社に貢献していることを実感できる場面が多かったから。そういう意味でも、仕事の面白みや社会人としての基礎をみっちり教えてくれて、尊敬できる上司や先輩にも恵まれ、とても幸せな環境でした。

TURNING POINT_2

時期
2012年4月
入社年次
入社5年目
所属部署
都市開発事業部 物流開発室(現:物流施設事業部)
担当業務
物流不動産の開発部門立ち上げ検討メンバーとして参画。1号物件『ロジクロス福岡久山』をはじめとする、用地仕入れ・テナントリーシング・プロジェクトマネジメント等を担当。

同業の大先輩たちから物流について学ぶ

いまでこそ物流不動産はホットなアセットタイプですが、当時は大手デベロッパーで手がける会社は多くなく、外資系の物流専業デベロッパーが先行するマーケットでした。2012年に物流不動産の開発事業に本格参入を図り、私も物流デベロッパーとの共同事業のプロジェクトマネージャーという形で携わったのですが、会社にも個人にも、物流に関する知見が不足していた時期でしたので、当時はかなり苦労しましたね。それでも週末も含め、頭も体もフル稼働で、物流について自分なりに猛勉強しました。まずは自分自身がこのマーケットのなかで戦える人材にならないと、一大事業には育たないだろう──。そんな危機感を抱きながら、できるだけ多くの人に会い、一次情報を取りに行く。そんな日々を過ごしていました。社外に目を向けると、10年も20年も物流一筋の経験豊富なベテランばかり。当時は若手の新参者でしたが、幸いにも業界の大先輩方に可愛がっていただいたことが、大きな転機になったと感じています。

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時期
2013年
入社年次
入社6年目
所属部署
物流施設事業部
担当業務
本格的事業推進に向けた、部署の立ち上げを主導。1号案件を皮切りに多数のプロジェクトを創出し、全国各地での物流用地のアクイジション、テナントリーシング、プロジェクトマネジメント、物件売却等に従事する。

図らずも「アンラーニング」を
体得していた

着任から半年ほど経ったある日、営業活動を終えた帰り道のなかで、当時の上司から「お客様との会話、全部打ち返していたし、その知識量に先方も驚かれていた。なんでそんなに詳しいの?」と、ふと言われたことがありました。自分自身としては、いつもの営業の一幕だったのですが、たしかにお客様との会話もスムーズに運ぶようになっていましたし、用地や顧客ニーズの情報量も増えていたのを、ぼんやりと感じていました。ただ、当人には成長の自覚がなかっただけに、上司のこのひと言に「客観的に見ても自分は成長したのだな」ということを実感でき、自信になりました。「アンラーニング」という言葉があり、自分が持っている既成概念を1回、リセットして、貪欲にゼロから知識を積み上げたり、人脈を構築したりしていくことを意味しますが、以前の私には難しいと感じていました。ですが、様々な苦境を乗り越えることで、図らずも自分に「アンラーニング」を体得させていたことに気づきました。この経験、体験は自分にとって大きな糧となり、その後の異動、それにともなう新たな業務に活かされることになりました。

TURNING POINT_4

時期
2017年
入社年次
入社10年目
所属部署
経営企画部
担当業務
当社グループのデジタルトランスフォーメーションに向けた抜本的改革に着手。2018年11月に経営企画部内にDX推進室の新設を主導。

自分のキャリアについて最も深く考えた

思い返しても、自分のキャリアについて最も深く考えた時期でした。物流施設事業で様々な経験をし、中国でも不動産実務に関与させていただいたことで、見える景色が変わってきていることを実感していました。次のミッションは、デジタルテクノロジーを活用した会社変革。物流事業に着任したときと同様、知らない世界ゆえにやるべきことが多く、戸惑いもありました。けれども、経営アジェンダであるDXに関与できることは、大きなやりがいもあり、モチベーション高く、インフォーマルな場も含めて、できる限り社外に飛び出し、地道に人脈を築きながら知見やノウハウを習得していきました。

TURNING POINT_5

時期
2019年
入社年次
入社12年目
所属部署
DX推進部 兼 spacemotion株式会社 代表取締役社長
担当業務
デジタルトランスフォーメーションの専属組織の立ち上げを主導。テクノロジースタートアップと合弁会社を設立し、エレベーター広告事業に本格参入。3年間、CEOとして事業を推進。

獲得した知見、ノウハウを
今後の案件に活かしたい

DX推進業務に従事してからは、当社におけるビジネスモデル変革のモデルケースを生み出すことを意識しながら、異業種やスタートアップの方々と日頃からコミュニケーションを取っていました。こうして結実したのがスタートアップとの合弁会社であるspacemotion株式会社です。エレベーター広告を展開する会社ですが、創業から約3年間CEOを務め、事業は軌道に乗り、今後も更なる成長が期待される会社まで育ちました。本事業を通じて獲得した知見・ノウハウはかけがえのないものであり、当社で今後生まれる新事業案件や出資案件などに活かしていきたいと考えています。

私が関わった心に残るプロジェクト

ロジクロス福岡久山
(用地取得からリースアップまで)

COLUMN

三菱地所とはNANIMONO?

際限のないポテンシャルのある
会社

顧客行動においてオンラインとオフラインの垣根が曖昧となるなか、不動産というリアルフィールドの価値は再定義されようとしています。そのようななかで、三菱地所はめまぐるしく変化する外部環境にカメレオンのように適応し、生きる道を絶えず模索しているところに真骨頂があると考えています。

あなたはNANIMONO?

カメレオン

チャレンジするフィールドが変わるたびに、カメレオンのように変幻自在に自分の役割・組織貢献の在り方を変え、それをいとわず、むしろ引き出しが増えることを楽しんできているな、と感じます。今後も「え、何それ?」と、はじめはびっくりされるような、誰も成し遂げたことないことにチャレンジし、少しでも多くの足跡を残していきたいと考えています。

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