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自身のスタイルがある人(でいたい)

Yuriko
Yamamoto

PROFILE

山本 百合子

コマーシャル不動産戦略企画部
2011年入社・2021年再入社
(キャリア入社)
(前職:ホテル運営会社)
法学部 卒

入社後、都市開発事業部で不動産証券化スキームを活用したオフィスビル開発に従事し、2014年に名古屋支店に異動。ここでの経験を通じて転職を決意し、2018年に当社を退職。その後、3年ほどホテル運営会社に勤務し、2021年に再び当社に入社。現部署に配属される。


※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

モチベーショングラフ
モチベーショングラフ

TURNING POINT_1

時期
2013年
入社年次
入社3年目
所属部署
都市開発事業部
担当業務
オフィスビル開発におけるプロジェクトマネジメント業務に従事。

開発の全工程に携わることで、
プロジェクトのやりがいを実感する

入社2年〜3年目にかけて、初めてオフィスビル開発に主担当として関わることができました。中規模クラスのオフィスビル開発でしたが、当初開発用地は正方形の角が欠けた状態。事業性や商品企画の観点から開発するには土地が正形であった方が望ましいという判断から、地権者様との交渉含め用地取得にも携わり、結果的に追加の用地取得から竣工まで、プロジェクトの全工程に携わることができました。
プロジェクト進行においては苦労もありました。印象に残っているのは、竣工日に施工会社に対して工事費を支払うべく、すべての手続きを終えていたところ、竣工前日の夕刻過ぎに金融機関の手違いが判明。急遽、一から書類を作成し直し、社内稟議に再び諮る必要が生じてしまいました。上司や先輩は別件で不在。翌朝までに一人で対応策の検討と必要書類を仕上げられるか心もとなく、人生で一番と言っていいほどに焦りました。
しかし、偶然居合わせた部署の先輩が手伝ってくださり、夜通しの作業を経て無事に乗り越えることができました。竣工日当日は社内と金融機関との諸手続きに追われ、準備に時間をかけた竣工式には出られませんでしたが、一つのプロジェクトが成り立つことのありがたさ、主担当としての責任の重さを実感することができました。

TURNING POINT_2

時期
2016年
入社年次
入社6年目
所属部署
名古屋支店
担当業務
オフィスビルの開発、歴史的建築物の保存・再生、都市公園の活用(公募事業)の提案、物流事業のサポートなどに従事。

大きな転機となった
名古屋での2つの案件

オフィスビルの開発と歴史的建築物の保存・再生が一体となったプロジェクトを担当しました。他社との共同事業であることに加え、歴史的建築物の取り扱いも悩ましく、事業化が非常に難しい案件でした。歴史的建築物を取り壊すという選択もありましたが、歳月を積み重ねた建物のよさというものは、新築物件では再現できません。検討を重ねた結果、事業性と企画としての魅力も備えたうえで、歴史的建築物を保存しつつも活用することができました。オフィスビルの低層部の意匠を工夫し、内部にもアートワークを設置することで、隣接する歴史的建築物との連続性を生み出し、地域の新たなランドマークをつくり上げることができたと思います。
また、同時進行で都市公園活用公募事業にも挑戦。残念ながらコンペで負けてしまいましたが、魅力的な公園として活用するために、使われるシーンや人々を想像しながら、機能配置やイベントなどのアイデアについて地元の方々と深く関わり合いながら、考えることができました。結果的としてこの2つの案件は、私にとって大きな転機となりました。

TURNING POINT_3

時期
2017年
入社年次
入社7年目
所属部署
名古屋支店
担当業務
オフィスビルの開発、歴史的建築物の保存・再生、都市公園の活用(公募事業)の提案、物流事業のサポートなどに従事。

より直接的に感動を与えられるような
空間づくりを目指して

それまではB to B目線の仕事が多かったなかで、前述の2つの案件はB to C目線を強く意識する契機になりました。利用者や消費者の目線、心の動き、体験価値を考える機会が増え、結果として当時では珍しかったオフィスビルへのアート設置など、新しいことにも取り組むことができましたし、その過程で多くの魅力的な事業パートナーにも出会うことができました。もともと建築や美術が好きだったこともあり、一連の経験を通じて、感動や高揚感、使い手の気持ちの動きに直接影響するような空間・場所をもっと企画したいと思うようになりました。
また、プロジェクトへの関与だけでなく、名古屋への転勤という経験も当時大きく影響したと思います。縁もゆかりもない土地で生活することで、新しい人々とつながり、受け入れられていく感覚はとても貴重で、数々の出会いが人生を豊かにしてくれました。お客様に直接体験価値を提供できる空間づくりを、新しい環境で実現してみたい——。そんな思いから、退職を決意しました。

TURNING POINT_4

時期
2018年5月
入社年次
入社8年目
所属部署
ホテル運営会社の企画開発
担当業務
プロジェクトマネージャーとして、新規案件の獲得、新築物件・既存物件の企画・開発を担う。

三菱地所とは異なる会社を経験し、
自身の更なる成長につながる

建築やアート的要素を活かして顧客体験を直接提供できる業界として、宿泊施設の企画開発に興味を持ち、ホテル運営会社を転職先に選びました。三菱地所とはまったく社風の違う企業に入り、新しい環境で、新人の気持ちで仕事に励みました。案件ごとの特性を踏まえ、お客様に「こういう滞在・体験をしてほしい」「こういう魅力を伝えたい」と、想像力を働かせながら企画・開発していく仕事はとてもやりがいがあり、開発業務に関しては三菱地所での知見や経験が活きました。
また、企業ビジョンの伝え方、意思決定のスピード、組織の在り方、個々人の裁量の大きさなど、三菱地所とはほぼ180度異なる企業での業務経験はとても新鮮でした。両社の違いを認識しながらも、双方の良さを活かしながら働けたことは、自身の更なる成長につながったと思います。新しい仲間、尊敬できる人々に出会えたことも大きく、仕事のみならず人生の豊かさにもつながりましたし、改めて自身がやりたいことや三菱地所が得意とすることも認識できました。

TURNING POINT_5

時期
2021年4月
入社年次
入社11年目
所属部署
コマーシャル不動産戦略部
担当業務
長期・複合案件の検討、支店事業のサポート、戦略検討、部署横断業務などに従事。

日本各地の魅力を
具現化することに関わりたい

前職のホテル運営会社では、海外の企画開発にも従事していました。業務を通じて文化の違い、特に日本文化についてあらためて振り返ることができたことは、私にとって大きな転機となりました。「もっと日本各地のまちづくりや、各地域の魅力を具現化することに関わりたい」という想いを強く持つようになったからでした。「宿泊施設というアセットタイプやエリアに限定せずに、日本各地のまちづくりに関わりたい」と考えたとき、当時よりも事業の選択肢が広がり、多様な取り組みを行っていた三菱地所に興味を持ち、当社に再入社しました。
現在は、日本各地における長期・複合案件の検討などを進めています。各地には、それぞれの自然環境や文化・歴史、都心におけるまちづくりと相互に補完し得る機能や魅力がたくさんあると思いますので、それらを具現化し、事業に結び付けられたらと思いながら取り組んでいます。そこにある魅力や人々の想いを汲み取り、当社への事業性の寄与はもちろんのこと、地域にもプラスとなる取り組みを、いまも試行錯誤しながら模索しています。

私が関わった心に残るプロジェクト

旧名古屋銀行本店ビル(開発)

久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)

COLUMN

三菱地所とはNANIMONO?

嘘をつかない人

組織体制がしっかりしていて、多様な能力を持った方々に刺激を受ける日々です。一方で、失敗を嫌い、リスクを潰さないと前に進みにくいという慎重な側面もありますが、嘘をつかない誠実さの表れだと感じています。また、チャレンジ精神と柔軟性を併せもった、真面目で信頼感のある社風は、三菱地所の強みだと思います。

あなたはNANIMONO?

自身のスタイルを大切にする

身近にアートがある環境で育ったこともあり、日々の生活や仕事の仕方において、自分なりのスタイルを持ち、感性やセンスがある人々に魅了されてきました。私も「自分らしさ」というものを持った人でありたいと思っています。

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