VISION
わたしたちは、三菱地所。SPECIAL CROSS TALK
就職活動の早期化・長期化によって学生生活が圧迫される中、三菱地所は新卒採用のあり方を見直しました。それはなぜか。
本座談会では、人事部の2名がファシリテーターとなり、最前線で活躍する現場社員3名を招いて、三菱地所で働くとはどういうことかをテーマに対談。
現場で働く社員たちと、採用担当者ならではの視点を交えながら語り合いました。
PROFILE
稲田 樹Tatsuki Inada
ビル営業一部(ビル営業二部・営業企画部 兼務)
2012年入社/経済学部 経営学科 卒
オフィス事業において開発・運営・営業を歴任。多様な市況下での現場経験と実績を強みとする。現在はビル営業一部にて営業戦略・企画の立案、新規顧客開拓、組織約80名の営業力強化を推進。事業上流から現場までの豊富な知見を活かし、街全体の価値の最大化に貢献している。
神宮 春菜Haruna Jingu
海外業務企画部
2014年入社/商学部 商学科 卒
オフィスの計数管理や新規投資案件審査、複合ビル開発や新規オフィスの開発を歴任。現在は海外業務企画部にて、海外事業における新規投資案件の審査やパートナー企業との渉外等を担当。多様な関係者を巻き込み、街や社会の持続的発展に取り組む。
中野 壮一郎Soichiro Nakano
新事業創造部
2011年入社/工学部 地球工学科 卒
資金調達、丸の内エリアにおける広告事業の企画、多様なアセットの用地取得などを歴任。2022年よりデータセンター事業に携わり、海外事業者との協業や、電力・用地など多角的な観点から事業化を推進。2025年の新事業創造部への事業移管後も、国内における新たなデジタルインフラ案件の創出に取り組んでいる。
渡邉 美紅Miku Watanabe
人事部
2018年入社/社会学部 社会学科 卒
物流施設の用地取得やオフィスビルのリーシング等に従事後、2025年より人事部にて新卒採用と人財育成を担当。現在は2名体制のリード役として本選考・広報の企画及び運営を主導するとともに、若手層の階層別研修を通じて持続的な組織成長と人財輩出を支えている。
矢野 湧大Yuta Yano
人事部(広報部 兼務)
2020年入社/文学部 史学地理学科 卒
ソリューション営業部にて法人営業に従事後、2024年より人事部にて新卒採用を担い、本選考・広報の企画及び運営を推進。さらに、2026年より広報部ラグビーマーケティング室を兼務し、ラグビー日本代表とラグビーW杯2027のPR活動にも精力的に取り組む。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
SESSION.1
学生時代にしかできない経験が、
将来の自分を支える力となる
矢野
私たちは2025年よりインターンシップを廃止しました。就活の「早期化」よりも、むしろ「長期化」が学生生活を圧迫していると感じたからです。大学3年のサマーインターンを起点に、学生生活の多くが就活に費やされてしまう。それは本当にもったいない。学生時代にしかできない経験こそが、人生の土台になるはずです。正直、社内では「当社を知る機会を奪わないか」「応募者が減らないか」という議論もありました。それでも、学生生活を阻害する要因になっているのであれば、まずは自分たちが変わるべきと考え、廃止を決断しました。

中野
学生さんたちの反応はどう?
矢野
ありがたいことに好意的な声が多いです。他社インターンに参加する学生もいるため、就活期間が劇的に短くなるわけではありませんが、当社ではインターンの代わりとして毎月自社イベントを開催しており、学生が自分の都合に合わせて企業研究ができる機会を設けています。学生生活を妨げないという目的は、一定程度達成できていると感じています。
稲田
学生の皆さんには、学生時代にしかできないことに全力で取り組んでほしい。勉強でも部活動でも、サークルでもアルバイトでも、何でもいい。何かに本気で向き合った経験は、自分の強みや価値観を知るきっかけとなり、社会に出てからの成長にも繋がるはずです。
中野
本当にそうだよね。私も学生時代は部活動に打ち込み、留年も経験しました。けれども仲間と目標に向かって努力し、成功も失敗も味わった経験は、今でも自分の血となり肉となっています。だからこそ、今しかない学生生活を存分に楽しんでほしい。その夢中になった経験は、必ず将来の自分を支える力にもなります。
渡邉
そうした考えから、私たちは従来のインターンをなくす一方で、選考過程に「2daysグループワーク」を組み込みました。目的は、学生と企業の相互理解を深めること。答えのないテーマに真剣に向き合ってもらうことで、限られた時間の中でも、デベロッパーの仕事の面白さと難しさを体感してもらえるよう設計しています。
神宮
私もメンターとして参加しましたが、社員にとっても決して簡単ではないテーマでした。それだけに、学生の皆さんには、課題に向き合い考え抜くプロセスそのものを体験していただけたのではないかと思います。実際の業務にも通じる内容だからこそ、三菱地所で働くとはどういうことかを、より具体的に感じてもらえる機会にもなったのではないでしょうか。
渡邉
実際、参加した学生からは「社員と一緒に働くイメージが湧いた」という声もあり、確かな手応えを感じています。一方で、2日間だけでは伝えきれない「リアルな働く姿勢」もあります。だからこそ、この座談会を通して、学生の皆さんに「三菱地所で働くとはどういうことなのか」を飾らずに伝えられたらと思います。

SESSION.2
仕事が人生の一部となるくらい、
責任感と誠実さを持って
人や街と向き合う
矢野
そこで、まずは稲田さんに伺いたいのですが、学生の皆さんからは「デベロッパーの仕事は、堅実で安定した仕事のように映る」という声があります。一方で、現場で活躍されている皆さんはむしろ大きな変化を感じている。オフィス事業の最前線では何が起きているのでしょうか。
稲田
ここ数年で、オフィス事業を取り巻くマーケットは大きく変化をしています。ポジティブな変化としては、オフィスをコストではなく投資と捉える動きが強まり、街やビルの魅力・価値が評価された結果、賃料も上昇しています。一方で、工事費の高騰により、ビルの建替えのハードルはこれまで以上に高まっています。そうした中で、私たちは建替だけにとどまらず、既存ビルのリニューアルや新しい商品設計、エリア全体でのサービス・イベントの提供、ブランド戦略の推進など、ハード・ソフト両面から新たな価値の創造に取り組んでいます。そうした挑戦を通じてこそ、三菱地所が関わる意義を発揮できると考えています。
渡邉
そうした環境の中で、稲田さんが重視していることは何ですか?
稲田
「どうすれば人が憧れ、働きたいと思える街になるか」を考えることです。開発でも運営でも営業でも、その視点だけは変わりません。時代やマーケットの変化、そしてお客様の課題を的確に捉え、街の価値や魅力と結びつけて解決策を示す。その価値や魅力を自分の言葉で伝え、共感を得て、当社や当社のビルを選んでもらえた瞬間は、この仕事ならではのやりがいを感じます。
渡邉
多様なステークホルダーとの合意形成も欠かせないと思います。稲田さんは、そうした関係者の方々とどのように向き合ってきたのでしょうか?
稲田
私の原点は、「丸の内二重橋ビル」の開発です。当社、東京商工会議所、東京會舘による三者共同事業であり、各社の想いをどうバランスさせるかを巡って連日ハードな交渉が続きました。当時若手だった私は、すべての論点で負けないようにと気負っていました。しかし、事業を前に進めるためには、当社の主張を通すだけでなく、共同事業者にも納得してもらいながら合意形成を図ることが重要だと学びました。三菱地所として譲れることと譲れないこと、相手にとって譲れることと譲れないことをしっかり見定めながら、粘り強く対話を重ねる上司や先輩の姿勢は、私にとって大きな転換点となりました。この経験は、今でもあらゆる仕事の土台となっています。
神宮
稲田さん、実はそのビルでご自身の結婚式も挙げられたんですよね?
稲田
ありがたいことに、東京會舘の責任者の方から「オープンしたらぜひうちで結婚式を」とお声がけいただき、実際にそこで式を挙げました。交渉の過程では何度も難しい議論を重ねましたが、お互いにとってWin-Winになる着地点を粘り強く探し続けたことで、深い信頼関係を構築できたのだと思います。
渡邉
一見心温まるエピソードですが、その背景には稲田さんの強い責任感と誠実な姿勢があったと感じます。工事費の高騰や仕様の見直しなど、苦しい局面でも逃げずに向き合い続けたからこそ、単なるビジネス上の関係を超えた信頼が生まれ、仕事が人生の一部になるほどのご縁に繋がったのではないでしょうか。
稲田
嬉しいことを言ってくれますね(笑)。実際には、華やかな話ばかりではなく、泥臭い調整や協議を何度も重ねてきました。その中で私が大切にしていたのは、目先の勝ち負けではなく、街の未来に責任を持ちながら、ひとりひとりの関係者と誠心誠意向き合い続けることです。渡邉さんが言ってくれたように、信頼を積み重ね、長くお付き合いできる関係を築いていくことが、三菱地所らしい仕事の進め方なのだと感じています。

SESSION.3
投資家である前にデベロッパーだから
三菱地所としての「想い」が宿る
矢野
続いて、神宮さんにもお話を伺いたいのですが、学生の皆さんの中には海外で働くことを目指して当社を志望していただく方も多いです。神宮さんは国内開発を経験されたうえで海外事業を希望されていますが、なぜその選択をされたのでしょうか。
神宮
前部署では国内のオフィスビル開発を担当していましたが、コロナ禍や市場環境の変化が重なり、事業環境が厳しい時期もありました。それでも、新しいオフィスビルの企画や既存ビルのリノベーションなどに携わる中で、逆境にあっても社会課題や将来のニーズを見据え、新たな価値創造に挑戦し続ける三菱地所ならではの企業風土を実感しました。社長も「世界一のデベロッパーグループを目指す」と語っています。だったら私も自分の殻を打ち破ろう、そうした思いで異動を希望しました。
渡邉
海外業務企画部は、現場で直接開発を進める部署ではなく、コーポレートに近い立場となりますが、ご自身の役割をどのように捉えられているのでしょうか?
神宮
確かに、自ら事業を推進する立場ではありません。しかし実際には、海外現地法人の戦略策定や投資判断、資金調達、日系パートナーとの関係構築など、事業の意思決定を支える重要な役割を担っています。また、世界各国の拠点を横断的に見るからこそ得られる視座もありますし、現地と本社、それぞれの想いや考えを繋ぐ存在になれるとも感じています。そうした「信頼の橋渡し役」として、この部署だからこそ発揮できる自分なりの価値を追求していきたいです。
矢野
学生の皆さんからは「海外における三菱地所の強み」について聞かれることも多いですが、神宮さんはどう感じていますか?
神宮
当社の強みは、丸の内エリアのまちづくりで培ってきたノウハウや信頼、ブランドを背景に、海外においても単なる「インベスター(投資家)」ではなく、「デベロッパー」として事業に関わっている点だと考えています。米国ではロックフェラーグループインターナショナル社(RGII社)をグループ内に保持し、土地取得から開発マネジメント、賃貸管理まで一気通貫で手掛けていますし、その他の国・地域においても、現地パートナーと信頼関係を築きながら開発事業を推進しています。人や街に対する三菱地所の「想い」が、世界各地の事業にも息づいていることが、当社の海外事業ならではの魅力だと感じています。
渡邉
最近の米国出張では、どんなことを感じられましたか?
神宮
RGII社の取締役会の運営に携わりました。現地のCEOや部門トップが集い、事業戦略などを議論する場なのですが、マンハッタンの旗艦オフィスをはじめ、住宅や物流施設など幅広いポートフォリオに触れる中で、長い歴史で培われた知見と事業基盤の厚みを実感しました。また、バージニア州等で進めるデータセンター開発の現場では、AI社会を支える最先端インフラのダイナミズムや現場の熱量を目の当たりにし、海外事業のスケールの大きさを改めて感じました。異なる文化や商習慣の中でも、現地の方々と同じ目線で議論しながら、時代のニーズに応える街や空間をグローバルに創りあげていく。これこそが三菱地所の社員として海外で働く面白さなのだと、肌身で感じた米国出張でした。


SESSION.4
前例のない領域において仮説を立て、
勝ち筋を作り、そして形にしていく
矢野
中野さんにも伺います。学生の皆さんから「デベロッパーなのに新規事業にも挑戦できるのですか?」という質問をいただくことがあります。中野さんはまさに新領域の開拓に携わってこられましたが、どのように取り組んできたのでしょうか。
中野
起点は2014年発足の新事業創造部(新創)です。空港事業やリゾートホテル事業も、当初は当社にとって前例のない領域でした。新創の役割は、市場の種を見つけ、新たな事業へと育てていくこと。不動産の枠を超えた「飛び地」に挑戦してきた一方で、現在は本業とシナジーを生みやすい「隣地」を開拓し、新たな成長領域の創出に取り組んでいます。
稲田
なかでも中野さんはデータセンター事業に可能性を見出し、専門組織化までつなげられましたが、社内ではどのように動いたのですか?
中野
私が検討を始めた2022年当時は、まだ生成AIブーム前でしたが、クラウド需要は既に堅調な伸びを見せていました。一方で、先行する他デベロッパーやデータセンター事業者が存在し、情報の秘匿性も高く、高度な専門性が求められることから、参入障壁の高い領域だと感じていました。それでも、関わった案件をきっかけに「中野だけは粘り強く関わり続けなさい」という役員の言葉もあり、マーケット研究を続けました。そして先輩とともに、「このアセットには本腰を入れて取り組むべきであり、兼任体制では限界がある」と考え、専属組織化と人員増強の必要性を経営陣に提言しました。長期経営計画との整合性も示しながら経営陣に働きかけ、組織化の実現に繋げました。
神宮
当時は社内でも「本当にやるの?」という空気もあったように思いますが、いまは時代が追いついてきた印象があります。
中野
変わりましたね。データセンターは今や、AIや高度なデジタル社会を支える重要なインフラです。大規模な投資を伴うことから、世界中のPEファンドやデータセンター事業者がしのぎを削っています。また、地方分散や自治体による誘致など、地方創生や国の政策とも関わり得る領域です。最先端の産業を支える事業に携わりながら、ダイナミックに変化するマーケットと向き合い、三菱地所らしい長期的な視点で形にしていく。そこに、この事業ならではの面白さがあります。
渡邉
それほどの巨大なスケールだからこそ用地取得のハードルも高く、外資系オペレーターや地権者、行政、投資家など、多様な関係者の思惑が入り乱れる領域でもありますよね。
中野
だからこそ、当社が長年培ってきたJV(共同事業)の文化とノウハウが生きます。複雑な案件でも対話を重ね、それぞれが納得できる着地点を探り、事業を形にしていく。多様な関係者が納得して前に進める方法を考え、事業化への道筋を示すことに、三菱地所の存在意義があると考えています。
渡邉
中野さんを突き動かす原動力は何なのでしょうか?
中野
性格的に天邪鬼なので「人と同じことをやるのがつまらない」と思ってしまうだけなんですよね(笑)。それに、新入社員の頃、先輩から「上司や先輩の言うことを鵜呑みにせず、自分で考えて判断しろ」と言われました。前例のない領域では、誰かの答えをなぞれません。自ら仮説を立て、勝ち筋を作り、形にしていく。そこに三菱地所で働く醍醐味があると思っています。

SESSION.5
磨きたいのは能力やスキル以上に
ひとりの人間としての器量
矢野
お三方のお話を通じて改めて感じたのは、当社は領域を問わず挑戦でき、社外からの信頼を背景に「ゼロイチ」を生み出しやすい環境があるということです。そして何より印象的だったのは、その環境に甘んじることなく、お三方がそれぞれの持ち場で泥臭く挑戦をしている姿です。
渡邉
本当にそうですね。今日のお話を聞いて改めて感じたのは、皆さんが「いまある答え」を追うのではなく、「その先に何が必要か」を自分たちで常に考えていることでした。ちなみに、お三方はこれからの三菱地所社員に求められることは何だと考えていますか?

稲田
一言で言えば、「自分らしさ」と「他者へのリスペクト」を兼ね備えた人財になることです。開発・運営・営業と経験して実感するのは、成果を出す人に決まった型はないということ。突破力がある人、調整が得意な人、専門性を突き詰める人など、それぞれ異なる強みを活かしながら自分らしく働いています。ただ共通して言えるのは、「他者へのリスペクト」を持っているということ。多様な価値観やバックグラウンドを持つ人同士がお互いを尊重し合い、信頼関係を築ける姿勢があってはじめて、正解のない問いに自分なりの答えを導き出せるのだと思います。
神宮
海外事業も同様で、ローカルパートナーと同じ目線に立ち、相手の思いを感じ取りながら信頼を重ねていくことが求められます。正解がない局面でも「自分なりに誇れる選択か」を問い続け、多様な関係者とひとつの街づくりに向けて同じ想いを共有しながら、柔軟かつ強い意志で事業を前に進めることが大切なのだと感じます。
中野
デベロッパーに求められる要素は二つあると思います。一つは「目利きをする力」、もう一つは「合意形成する力」。これこそが神宮さんの話にもあった、インベスターではなくデベロッパーの価値だと思います。そのうえで個人的に磨いていきたいのは、人間らしさです。考え方も価値観も異なる人たちと信頼関係を醸成していくうえで、能力やスキルにも増して、人としての器量が問われます。AIには代替できない、相手の言葉の奥にある想いまでくみ取り、信頼を積み重ねていくことを大切にしたい。「またこの人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような、血の通った仕事をしていきたいと思っています。

SESSION.6
社内外の多くの人たちとともに
「いつまでも人の仕事」をしていきたい
矢野
最後にお三方に伺います。三菱地所が「世界一のデベロッパーグループ」を目指していく中で、会社としてどうあるべきか、そしてご自身はどうありたいか。皆さんの考え、抱負についてお聞かせいただけますか?ちなみに私自身は、「世界一」にふさわしい人財を採用・育成し続ける企業であるべきだと考えていますし、個人的にもグローバルな視点を身に付けながら、どの部署でも誰かの役に立ち続ける人になりたいと願っています。
稲田
私にとって「世界一」とは、単に規模を追うことではなく、世界中の人や企業から「ここで働きたい、挑戦したい」と憧れられ、選ばれ続ける街を創り出すことだと考えています。だから今後も最前線でお客さまの声に耳を傾け、本質的な価値を提供し続けたい。これまで様々な立場で業務を経験してきましたが、社内外の人や企業をつなぎ、変化を恐れずに邁進したい。そして仕事もプライベートも「一片の悔いなし」、そう言い切れる人生を送りたいと思っています。
神宮
「世界一」という言葉について、私は日本で培った街づくり、そこで暮らす人たちの信頼やノウハウを世界に広げ、どこに行っても「三菱地所と一緒に街をつくりたい」と心から信頼される存在になることだと捉えています。そのためにも、新入社員時代に上司から言われた「常に良き先輩、優れた社会人、正しい人物たれ」という言葉を大切にしていきたいです。正解がない局面でも自分なりに誇れる選択をし、信頼を積み重ねながら、グローバルな視座を持って自分なりに事業に貢献していきたいです。
中野
私にとっての「世界一のデベロッパー」とは、世界で案件を生み出し、どこにいっても「これは三菱地所の案件だね」と言われる存在になることです。そのためには単なる投資家ではなく、各地に根をはり、時代を先読みしながら、その土地ならではの新しい価値を生み出していくことが必要です。だから私自身も、世界のどこに行っても当事者として汗をかき、一つでも多くの案件を形にしていきたいと思っています。個人としては誰もが思い描くような主役でなくても構わないと思っています。その代わり、キャラクターの立った強烈な脇役でありたい。「この分野は、あいつの領域だね」と言われる存在で居続けたいというのが、私の変わらぬポリシーです。
渡邉
皆さんの想いに触れて、自分のなかで設定したラインを日々超え続けられる存在でありたいと、改めて感じました。新卒採用担当や人財育成を担う立場として、今日のお話を学生や若手社員の皆さんにも伝えながら、「世界に好影響を与え続ける企業でありたい」という思いを新たにしています。皆さん、本日は本当にありがとうございました。そして改めて、私たちの仕事は人を想い、人と向き合いながら信頼を築いていく、いつまでも“人の仕事”なのだと実感しました。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです


