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次の一手は、一人ひとりとの
対話の中にある。

Kai Ukonmaanaho

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ウコンマーンアホ 海

三菱地所ロンドン社
2021年入社
Bachelor of Science, Economics 卒

イギリスの大学に在学中、日系大手銀行のロンドン支社で、実務に深く関わるフルタイムインターンに従事。そこでロンドンで活動する日系デベロッパーの存在を知り、多様な人を受け入れるまちづくりに本気で取り組んでいる三菱地所に惹かれ、入社を決意する。入社後、再開発事業部に配属。都心部における市街地再開発事業のプロジェクトに複数従事。また、商業ビルのアセットマネジメントや売却などにも携わる。2025年4月、三菱地所ロンドン社に出向。英国の賃貸住宅や物流施設・欧州大陸のオフィスなどの開発やアセットマネジメントを推進中。


※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

Turning Point_1

2023年4月(入社3年目) 再開発事業部
都心部の複数の市街地再開発事業において、主に計画の初期段階に従事。権利者との窓口や会合の運営、行政協議などを、パートナー企業や設計会社、コンサルなどと連携して進める。

入社3年目にして、
市街地再開発事業の面白さを実感する

入社してからの2年間、とあるプロジェクトの初期段階に従事していたのですが、難易度の高い行政協議に取り組み、正解のない調整を積み重ねながら歯を食いしばって協議を続ける日々が続いていました。そうしたなか、3年目から他地区のプロジェクトも担当することに。同じ初期段階からの業務でしたが、異なる案件を同時に担当したことで、「この進め方しかない」という思い込みが崩れ、再開発事業を一つの正解で捉えるのではなく多角的に考えられるようになりました。しかも、新たに担当することになったプロジェクトでは、それまでの先輩方の努力もあって行政協議も順調に滑り出し、前に進む手応えを初めて掴めたことで仕事へのモチベーションも高まっていきました。新たなプロジェクトで得た経験を、他の案件を前に進めることに活かすこともできました。恥ずかしながら配属当初は、開発と再開発の違いすら明確に分かっていない状態から始まり、目の前のタスクを追うので精一杯の状態でした。ですが3年目にして市街地再開発事業の知見を深めるとともに、個人的には都市再生特別地区を活用したプロジェクトの専門性を高めることができ、「なぜこの調整が必要なのか」を自分の言葉で説明できるようになって、仕事へののめり込み具合が一気に増していきました。

Turning Point_2

2024年10月(入社4年目) 再開発事業部
都心部の複数の市街地再開発事業において、引き続き計画の初期段階に従事。また都心部の商業ビルのアセットマネジメントを担う。

記憶に残る仕事ができたほか、
自身の強みも発見

アセットマネジメントを担っていた商業ビルのテナントが、約1年の設計・工事期間を経てついにオープンし、ようやく結果が目に見える形になりました。コロナ禍でのリーシングスタートであったことから、なかなか借り手が見つからないなか、リーシング部隊やチームメンバーと力を合わせ、関係者の温度差も調整しながら、自身が関わる仕事として初めて「成果」として実感できた案件でした。オープンに至るまでには建物のテクニカルな問題、解決に必要な追加工事やスケジュール調整など、技術面・コスト面・関係者調整まで、次々に増えていく様々な課題に直面しました。その度に、他の区画のオーナーやビルの元施工者、テナントやテナントの設計者・施工者と密接にコミュニケーションを取ることで、一つずつ克服していきました。オープン当日は、式典に招待いただいたばかりか、「いつもタイムリーに対応してくださり、ありがとうございました」との感謝の言葉もいただきました。記憶に残る仕事ができたことに加え、多様な立場の人と信頼関係を築きながら仕事を進められることが、自分が粘り強く前に進めるための武器だと実感できた案件でした。

Turning Point_3

2024年12月(入社4年目) 再開発事業部
都心部の複数の市街地再開発事業において、引き続き計画の初期段階に従事。また都心部の商業ビルのアセットマネジメントを担う。

問題解決の中心として動くことで、
再開発の本質的な理解を深める

担当する地区でのプロジェクトの一つにおいて、初めて行政協議で手応えのある結果を得ることができ、長く続いた暗中模索に区切りがついた感覚がありました。再開発事業には複数の手法があるなかで、前述の都市再生特別地区という制度を活用すべく、東京都との協議を継続していました。同制度を利用するにあたっては、都市の再生への貢献がポイントの一つで、一言で言えば「公共性をどう形にするか」が重要となりますが、そこに比重をかけすぎて事業性が損なわれてしまっては、持続可能な事業として成立しません。自分たちの構想をもとに、事業性と公共性を天秤にかけながら、何がボトルネックなのかを整理し、その解消に向けてチームメンバーや設計会社、コンサルタントなどと長い期間をかけて解決策を検討し続けたことで、ようやく大きな足がかりを得ることができ、「次の一手が見える」状態になりました。関係者の数も多いプロジェクトにおいて、チームメンバーたちと問題解決のドライバーを担い続けたことで、市街地再開発事業の理解をさらに深めることができました。

Turning Point_4

2025年3月(入社4年目) 再開発事業部
都心部の複数の市街地再開発事業において、引き続き計画の初期段階に従事。また都心部の商業ビルのアセットマネジメントを担う。

タフな交渉を乗り越え業務を完遂、
自分の限界を一段引き上げる

前述の商業ビルについて、投資の合理性という観点から、その一部を売却することになり、短期の収益だけでなく将来まで視野に入れた判断が求められました。とはいえ、売却先がどこでもよいということではなく、売却先は将来を視野に入れた長期的な目線で行動をともにしてくれる事業パートナーである必要があり、「相手を選ぶ交渉」そのものが難易度の高い仕事でした。そこで慎重に売却先を探すなかで、相応しいオーナーと巡り合うことができました。私たちは売買契約に向けた交渉を進める一方、共有者間協定の締結に向けた議論も重ねていきました。将来共に長期的な目線で行動をともにするために双方が納得できる共有者間協定を締結する必要があり、考え得る様々なポイントを洗い出しながら、将来を見据えた形でお互いの求める点を丁寧に確認していきました。抜け漏れが将来の双方の関係性に跳ね返る緊張感がありました。途中、タフな交渉が必要となる場面もありましたが、結果的に関係者が満足する結論に至ることができました。主担当として売却に関する一連の業務に従事するとともに、それを完遂できたことで、それまでの自分の限界を突破することができ、「主担当として最後までやり切れる」という自信に変わりました。

Turning Point_5

2025年4月(入社5年目) 三菱地所ロンドン社
英国・欧州での不動産開発事業の推進と拡大。なかでも英国内の賃貸住宅・物流施設『Bromley(ブロムリー)』、およびヨーロッパ大陸のオフィスプロジェクトの推進を担う。

仲よく仕事ができるという強みは、
イギリスでも通用する

かねてより希望していた海外駐在、それも学生時代を過ごしたイギリスのロンドン駐在となりました。ところが着任早々、私は洗礼を受けました。英語は母国語の日本語に次いで非常に得意としていたつもりでしたが、不動産開発の専門用語や議論のスピードに最初は全く追いつけない場面がありました。日本での新入社員時代と同様、専門用語が分からなかったわけですが、分からないままにしないと決めて気持ちも新たに業務に向き合うことができました。一方で、イギリスの文化や常識に対する理解、ロンドンにおける土地勘などは業務にダイレクトに活かされましたし、相手の立場を理解しながら信頼関係を築く姿勢は、イギリスでも変わらず評価されることを実感しました。今後はこうした自らのバックグラウンドをフル活用し、新しいパートナーとのつながりをどんどん生み出しながら、イギリスに留まらず広く欧州で数多くの案件を手がけ、開発の型とネットワークを自分のなかに蓄積していきたいと考えています。そして、できるだけ多くの知見、ノウハウを獲得することで、帰国後の日本での業務に還元していきたいと思っています。

私が関わった心に残るプロジェクト

物流施設『Bromley』

賃貸住宅『The Blossoms』

COLUMN

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三菱地所は、様々なまちづくり・プロジェクト・社会の変化そのものを前に進めていける会社だと考えています。それができるのも、創意工夫を重ねながら新しいまちづくりに果敢に取り組んできた当社の企業姿勢に共感し、魅了された人たちの集合体だからだと思っています。

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出身も生い立ちもキャリアもマインドもごちゃ混ぜであり、これからもさらに多様な要素が重なり合っていくことで、新しい価値を生み出していきたいと思っています。イメージするのは、多様な人々が集う横丁であり、オーガニックな街。そんなまちづくりを夢見ています。

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